自民党敗退、ですか

 日本は参院選の結果でひとしきりですね。
 「リケンショック」も何だか影を潜め始めましたね。
 自動車業界に若干(?)携わる私や私をめぐる環境ではしばらくこの余波は続きそうですね。
 ところで、リケン復帰のために、さまざまな自動車メーカーさんがリケンさんに行ったとか。
 僕は以前、日系勝ち組である「T」「H」で設備系の営業兼サービス(保守、メンテナンス)のような仕事をしてましたので、「この2社にこられたらかなわんな」と言うのが率直な思いでした。
 「H」さんは企業の組織上、生産設備系はグループ会社に委託が基本原則ですので、未だ穏やかしいと思いますが、「T」さんは直系&エリートさん達ですから、厳しいです。はい。
 
 さてさて自民敗退。
 海外に居る私には「リアル」な感じがイマイチ伝わってこないんですが、ま、アベシンゾーさんは、首相のタマではなかったのかいな?単純には。
 幼児性が指摘している人というか「オボッチャマ君」的な扱い、と言おうか、そういった指摘もチラホラ目に付くのであるが、ま、しょうがないでしょ事実なんだろうし。
 
 それに、世の中「金の使い方」ってのがあると思う。
 僕は変なのかもしれないが「奢られる」ことはあまり好きではない。というか、何か嫌だ。
 これまでの「営業職」で自分が金を払ってきた人間だからかもしれない。
 対極的に僕の社内には「奢られる」事を心から望む人間が居る。恐ろしく顔に出る。そして「ご馳走様」を言わない。
 某自動車メーカーもそうだ。決して礼を言わない。転じて何に於いても、与える事を嫌い、与えられる事を望み、何かあれば「自尊他罰」である。オレは悪くない、と叫び狼狽する。
 「与えられる」だけの環境で生きてきた人間は適切に「与える事」はできないと思う。
 つまり「ココ」というところに金を使えない。

 「美しい国」ってのは、何だろうね。
 「愛国心」が欲しければ、国が国民を邪険にしたら、愛されないでしょうに。
 教科書改訂すれば「愛国心」は生まれるのかね。
 それができなければ、これも自分のせいではない、というのに決まっているな。
 
 「成功すれば 私がやった!と叫び、失敗すれば 私のせいではない!」と叫ぶ。
 そんな若者のなんと多い事か。
 そんな若者をゴマンと作りだした「教育改革」は適当なのか?
 真摯に失敗を受け止め、どうその状況を改善するか、それがまっとうな大人の姿だと僕は信じる。
 かたや、弱い者には都合のいいところで「自立しろ」という。
 それは自分が自立してからだろ。居直り強盗だぞ、そりゃ。

 ただ、僕としては「当確」の薔薇リボンを笑顔でつける「カンダイヒョー」の写真も不気味に映るのであった。だって民主党は究極の「リバウンド王」。「大きな口を開けててたら入ってきちゃった」んだから、また数年で戻るんでしょうね。自民に。
 
 ところで、相変わらず過激ですな、「きっこの日記」