毎度。
 ここミシガンでは非常にHotな話題ですね。
 下院で法案否決されたとか、とりあえずオバマに渡されて検討されるとか、オバマの支持層には、あの糞ったれUAWがあるとか無いとか。
 ま、特にGMのあのボケ ワゴナーなんて〜奴はさっさと引責辞任すりゃいいわけです。
 そもそも、BIG3社長への質問会の時に「この中(3人の会長)で、プライベートジェットを売って民間航空便で帰る気のある人は居るか?」と聞かれて「NO」と答えるのは、空気の読めない3馬鹿トリオとしか言いようが無いわな。
 で。
 ところで、ここデトロイトでささやかれ始めた噂がある。
 それはGMの「2月 計画倒産説」である。
 日本では「ま、Big3もつぶれるんだろ?」とか「トヨタ、ホンダが赤字ならアメ車はダメだろ」とか自動車業界に居ない人でも「まっ赤、赤なBig3」というイメージはあると思う。
 だが、今回のこの説には根拠はある。
 ある筋によると、アホンダラGMだけでなくて、ほぼ全ての自動車部品メーカーはEDIと呼ばれる、発注Webにアクセスをして注文を確認して出荷をしている。
 ところが、2月末までの注文が「0」になった、と言うのだ。
 これには二つの見方がある。
 一つ目は作っても売れないから工場稼動停止。
 現にCAMI(キャミ)と呼ばれるGMとスズキの合弁工場は2009年年初から2月14日まで稼動停止を確定している。
 もし工場行員達が休みだとしたら、大学生より長い冬休みである。
 もう一つの理由が「Chapter11」の執行だ。
 Chapter11(チャプター11)は日本で言う、会社更生法に該当する。
 本年中の各部品メーカーのBig3への納入はほぼ終わっている。
 12月分の支払いは2月末で一応完了するはずである。
 完了したところで、Chapter11をすれば、負の連鎖で倒産するメーカーは無い、というか、ひとまずGMの起因する破綻は回避できる、と言うものだ。
 ま、これがアホンダラ ワゴナーが決断した、自分の最後の仕事であれば、綺麗な引き際、としてそれは少しは評価するんだけど。。。