PDAって奴は。。。
ちょっと前に、招き猫さんのところや(http://manekinekohonpo.seesaa.net/)モバイル営業マンさん(http://blogs.dion.ne.jp/y_oku/)のところで、PDAの普及の邪魔に関して、日本語という環境が邪魔している、とのお話がありました。
なるほど、と読ませていただきました。
自分自身を振り返ってみると、「PDA空白の期間」が存在します。
それは、2002年から2004年であります。
1997年から2002年4月末までアメリカで過ごしたのですが、アメリカでは、2000年頃からPalmは空前の大ブームでした。
「PALM」という言葉はイコール「電子手帳」の代名詞になり、現在でもポケットPCと言うより、PALMと言ったほうが、「電子手帳」という一般的なイメージがあります。
僕自身、当時Handspring社のVisor DXにハマり、グラフティでガンガンと入力。
それだけでは、飽き足らず外付けのキーボードを買ったりしてました。
当時、近所の大手文房具品量販店では、PDAコーナーもあったのですが、ちょっと品物の流動が遅くなると、すぐに値下げしますのでそこから、アクセサリー類、ソフト類を調達してました。
で、話を戻すとなぜ「空白の期間」だったか?
それは会社でのパソコン環境でした。
2002年に帰任した際、既に私の勤務する会社では、個人で所有する外部機器との接続を禁止しておりましたので、PPCでもPALMでもシンクロできなかったのです。
電話番号、スケジュールといった業務では使用頻度の高い用途も使用できない以上、何となく遠ざかってしまいました。
とは言え、価格表をポケットエクセルに突っ込み、持ち歩いてましたけど。
個人的には、昨今のスマートフォンといったW-ZERO3とかアメリカのTreoタイプがより早く日本で発売されていたなら、携帯電話との勢力関係はどうなっていたか?と考えます。やっぱり、お父さんはテンキーで指のツル思いをするよりは、キーボード打ちしたいですし。
ただ、普及に関して言えば、国民性もあるように感じています。
日本の国民性として「荷物は極力少なく、小さく」と考えるのでは無いでしょうか?
携帯がメールを受け、発信し、写真も撮れ、スケジュールも、もちろん電話を掛けれたら。。。それひとつで十分、と。
アメリカ人はあまり荷物の多さをいとわない国民性だと思います。
私も空港でよくこんなアメリカ人ビジネスマンを見ます。
1)Samsung i730で電話をし
2)A4サイズの戦車のように大きいPCでWIFI接続しメールを確認し
3)BOSEかSONYの消音機能もついた馬鹿でかいヘッドフォンをしMP3プレイヤーを聞く
という光景は良く見ます。
「でかいヘッドフォン」は無しとしても、i730で1〜3は済んでしまいますよね。
ちなみに私はアメリカに復帰(?)して、またPDA熱が炸裂してます。
それは、先に述べました社内PCが未だ個人の外部機器との接続制限をしていない、ということが多いと思います。(ま、これは日本人社員に対する特権ですけど)
って言うか、忙しいって言わずに早くSamsung i730に電話回線切り替えなきゃ。