使ってますよモレスキン

 PDAやらガジェットモノの物欲がすっかりこのモレスキンさんに抑えられている。
 「熱しやすく冷め易い」わがままな末っ子の私は、この衝動はきっと、例えるなら、盲腸を薬で散らしても、また再発するかもよ、という感じで単に「蓋がされている」状況であるのかもしれない。
 ま、根本的に昨今の盲腸の治療法は知らないのだけれど。

 余談だが、仕事上「その話には関与するな」とか「触るな」と言うことがあろうと思います。
 特にお客様で、問題になった事項が、何となくウヤムヤになって事が静観状況にあるとき、あえてその話題に触れない場合が良いことがありますよね。
 言ってみれば「下手打つな」とは単に「放っておけ」という状況ですね。駆け引き上。
 これを英語では「Do not open the worm can」=みみずの缶を開けるな、と言います。
 「開けんじゃねえ」と言っても、バカみたいにあける奴が一人事務所に居まして、忙しさが倍増し、ブログ更新ができなかったのです。

 ま、私のPDAといった電子モノの物欲衝動もこのミミズの缶詰であって、きっと心の奥底ではウニョウニョしていて、何かのきっかけで開いてしまえば、堤防決壊のごとく衝動買いをするかもしれぬ。

 ところで、このモレスキン
 良い感じだ。
 手に持ったときの感触、開いた時の180°広がる感触。OKである。

 嫁に「あんたそんなに手帳買ってどうすんの?」と言われ、モレスキンの中を見せた。
 「ホレ、仕事のアイディア満載だろ?」と。
 確かに、空港での出発待ちの時間や、くだらない会議の際に、今後の仕事のアイディアを書いていた。
 ページをめくり眺める嫁。 
 「これも?」
 そのメモには、こう書いてあった。
 「今、シカゴ行きの飛行機の中、隣のおばちゃんの鼻がピーピーうるさい、鼻かめ!」

 何でも書きたくなる手帳、モレスキンである。