毎度。
 そして、今日も休日出勤である。
 日本はGWに突入し、メールを打っても何も返信は来ない。当たり前だが。
 だが、仕事がパンパンの状態であり、来週も何だか多忙そうである。
 昨日は、「全部片付けて帰るぞ」という意気込みでしたが、途中でやる気をそがれる事態が発生して、夜9時で切り上げました。んで、今日は休日出勤。
 今日はなんとなく嬉しいことがあったのである。
 僕の最近のお気に入りのコースは、「パネラブレッド」というパン屋さんで朝食用のパンを買い、スターバックスでコーヒーを買うのである。これが今日の朝ご飯。

 まず、「パネラ」に行くと、ベーグルとクリームチーズを頼む。今日は、Asiago Cheeseというベーグル。
 僕が「Asiagoチーズベーグルとクリームチーズ、そして。。。」レジの彼女は「スライスしてトーストするのね?」僕の後のセリフを言うのである。
 「何で判ったの?」と聞くと「私は超能力者なの」という。そして「冗談よ。いつものことじゃない?」と笑う。
 彼女が僕のベーグルをスライスし焼いてくれ、「はい」と袋に詰めて僕に手渡してくれる。
 そして僕は「ありがとう、ジル(彼女の名前)」というと彼女が「どうして、私の名前を知っているの?今日は名札つけてないのに」お返しで「超能力があるんだ」といって、僕らは笑って店を出る。
 スターバックスに行くと、土曜の朝の彼女がいるのである。
 彼女は僕が注文しようとすると「ベンティコーヒーね?」と聞く。僕がいつも頼むからだ。
 「昨日はあまり呑まなかったんでしょ?」と聞いてくる。一度ひどい二日酔いの時に行った朝を未だ覚えているらしい。
 「うん。昨日は、サミエルアダムス(ビールの銘柄)を3本だからね。ところで、髪の毛の色、変えたね?」
 「そうよ、似合う?で、ピアスも、もう二つ開けたの。ほら」と僕に耳たぶを髪を掻き分けて見せる。全部で4つ開いている。
 「たぶん人生が変わるよ」
 「そうだといいけど。だけどあなたは、前の黒髪の方がよかったって顔をしているわ」
  ちょっと答えに困った。本当にその通りだし、そういう顔をしていたらそれも問題だし。
 「冗談よ。ところであなたって歳はいくつなの?」と聞いてくる。「いくつだと思う?」というと彼女は腕組みをして僕を見る。「そうねえ。。。30ってところ?」
 「うれしいねえ。。だけど程遠いよ」
 「え?じゃ、35?40?」
 「来週教えるよ」と言って店を出る。「OK。じゃ、来週ね」
 何だか今日は、映画みたいな朝だし、英語なら、日本で使えないような「クサイセリフ」も言えるのも確かのように思う。
 ま、週末の朝に出没する日本人は覚えてもらいやすいらしい。