脳汁噴出万年筆

Tac5552006-05-31

 ちょっと前に「招き猫」さん家(http://manekinekohonpo.seesaa.net/)でも話題になっていた万年筆。
 僕は、モンブランの「万年筆風水性ボールペン」も持っている。
 父親の形見のようなものだ。
 「ようなものだ」という中途半端な言葉の意味は、今を去ること10数年前に、アメリカ長期に3ヶ月の出張に私は出ておりました。
 丁度その出張中、父親が定年を迎える時期だったのですが、会社から「もう5年残って欲しい」との提示を受けたと、国際電話で聞いたのです。
 私が父親にそのお祝いと、ま、ひとまず定年お疲れ!の意味も兼ねて、プレゼントとして,アメリカで買ったものでありました。
 しかしながら、結局、その電話から1ヶ月後心不全で父親が亡くなったので、渡せず終いになり、私が持っているのであります。はい。

 呑み屋、パチンコ屋、電車etcに置いてきたか、行方不明になったライター、ボールペン、傘など数知れず。
 そんな男に「高級な小物」こそ危険であります。なので、このモンブランは自宅保管です。
 
 ところで、実は最近少しだけ役職が上がり、部屋を移動しました。
 これまでも、オフィスでは個室を与えられていたのですが、更に大きな個室行きに。

 その移動の際、自分の荷物を整理していると、見た事の無い封筒を発見。
 開けてみると、前任者からだったのですが「たっくさん、この万年筆は、お客様の課長職以上用に作られた販促品であり、1本かっぱらっておいたものです。僕は万年筆は使いませんのでどうぞ」とメモが入っていました。
 銘柄はWatermanでした。
 ネットで調べますと、ブラックラッカーというタイプのようです。
 価格も7千円ぐらいから1万円というところです。

 付いていたインクのカートリッジをつけ試し書き。
 びっくり。
 滑らかで、ソフトな感触。(感動で脳汁噴出)
 しばらく病み付きになりそうです。